高知市教育委員会の特別支援教育課で、就学前の幼児の個人情報が書かれた文書を誤って廃棄していたことがわかりました。

この誤廃棄による個人情報の漏洩は確認されていません。

高知市教育委員会によりますと3月17日。

就学前の園児が通う園から、特別支援教育課に「個別報告書」という幼児の就学相談に必要な文書が提出されました。

文書には幼児の氏名や年齢、連携している福祉医療機関名など「要配慮個人情報」が記されていました。

ところが3月31日、職員が提出時の封筒などを廃棄するため、清掃工場に持ち込み焼却処分しました。

この時、重要書類が封筒に入ったまま捨てられたとみられています。

事態が発覚したのは4月16日。

園を訪問するための準備中、保管用のファイルに文書がないことに気づき、課の全員で捜索するも発見に至らず、特別支援教育課は、焼却処分の際に廃棄したと判断しました。

市教委は園と保護者にそれぞれ連絡し、経過報告の上で謝罪したということです。

誤廃棄による個人情報の漏洩は確認されていません。

今後は、個人情報が含まれる文書を受け取ったり、保管したりする時は、ダブルチェックするなどして再発防止策に努めるとしています。

永野隆史(ながの・たかふみ)教育長は「誠に申し訳なく、幼児・保護者をはじめ、関係者のみなさまに心からお詫び申し上げます。個人情報の安全管理及び適正な取り扱いを徹底し、再発防止に向けて全力で取り組んでまいります」とコメントしています。