「5月を乗り切れるのか」
しかし、川中の企業などに聞けば、中東情勢の解決が見えず、ナフサ調達の先行きも見通せない中、手元にあるシンナーをどう配分して、企業経営を維持していくのか?は企業のリスクマネジメントのひとつと主張する。政府は、この生産と出荷の調整を目詰まりの正体と呼んでいるようだが、企業側を一刀両断はできないように思う。
4月30日、中東情勢に関する関係閣僚会議で、高市総理は「年内のナフサの供給を確保した」と再び胸を張った。
この政府発信の安心感が、川上から川中、川下の企業までどう伝わっていくのか。取材した塗装業者は、「今の入荷状況が続けば」という前置きをしたうえで、当面の最大の焦点は「この5月を乗り切れるのか」だという。いよいよ、その問題の5月に入った。

【CBCテレビ論説室長 大石邦彦】














