■MLB ドジャース5×ー4マーリンズ(日本時間28日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの山本由伸(27)が本拠地でのマーリンズ戦で今季6度目の先発、5回、87球を投げて、被安打5(1本塁打)、奪三振4、四死球4、失点4(自責点3)。今季ワーストの4四球で4失点、連続QS(クオリティスタート)は5試合でストップしてしまった。チームは9回2死から逆転サヨナラ勝ちで山本の黒星が消えた。試合前には「Japanese Heritage Night」で世界的アーティストのX JAPANのYOSHIKIさんがアメリカ国歌を演奏し、本拠地ファンを盛り上げた。

試合後、山本は「コントロールに関してはいいところも悪いところもどちらも出たかなと思いました」と話し、「セット(ポジションに)入ってから左の外にいい感覚、今シーズンまだなかったような感覚が出たところもありましたし、結果的にはフォアボールを多く出してしまったので良くはなかったですけど、どちらも今日得た新しい感覚も出ました」と手応えを口にした。

逆転スリーランを打たれた場面は「スプリットが左バッターでいうと内側にちょっと入ってしまうのが今日は何度かあったので、そこは最後にあれが出たのはすごく反省です」と振り返った。

D.ロバーツ監督(53)は「今日は立ち上がりからあまりシャープではなかった」と分析し、「全体的に良くなかったので、無理に引っ張る必要はないと判断した」と5回での降板を語った。あす登板予定の大谷“二刀流”起用については「明日は打たない」と投手のみの起用を明言した。

24年にドジャース1塁コーチを務めたマーリンズ・マッカロー監督

24年にドジャースで1塁コーチを務めて、山本、大谷を良く知るマーリンズのC.マッカロー監督(46)は「ヤマは手強い。それに尽きる。誰かが出塁して、長打やツーアウトからの一打で得点につなげる、そういう展開が必要になると思う」と話した。

そして、あすは“投手”大谷との対戦になるが「ここで彼に余計な発奮材料を与えるようなことは言わないよ(笑)」と笑顔を見せて「今はワインドアップも使っているし、大きなスイーパー、速球、スプリットと武器がそろっている。我々にとって厳しい試合になるだろうけど、それがメジャーの醍醐味でもある。こうしたハイレベルな相手と競い合えるのは素晴らしいことだし、チームのみんなもこの3連戦をとても楽しみにしているよ」と若手中心のチームに大きな経験になると口にした。