「トキの繁殖に重要な水田の面積、えさ資源」決め手に

5月放鳥が予定されている羽咋市周辺に一定規模のトキの群れが形成されるとみられ、トキの繁殖に向けて重要な水田の面積やえさ資源量など、総合的な観点から春木地区が最適と判断されました。

町のモデル地区として、長年、除草剤を使わず米作りを続けてきた山口勝さんは、放鳥場所に選ばれた喜びをかみしめていました。

能登やまびこ・山口勝代表理事「名誉なことやなと思う。境に優しい米づくりをやってきたかいがあったと思う。春木地区になじんでくれたらうれしいなと思うけどあの鳥はどこ行くか分からないからここに居てくれたらうれしい」

山野知事は、羽咋市と隣接する中能登町での放鳥によって、トキの群れが定着することを期待しています。

山野之義知事「まずは5月31日羽咋市で放鳥されます。その放鳥なされたものが出来る限り定着する事という事を念頭において、近いところで放鳥するということで中能登町、皆さんのご理解を頂きました。放鳥が目的ではございませんので、群れをつくって定着していただく環境を皆さんで作っていきたい、そんな思いを改めて感じました」

能登復興のシンボルとしても期待されるトキ、5月31日の1回目の放鳥では、羽咋市で記念式典が行われ、5月8日まではウェブの専用フォームで一般見学の募集も行われています。