新春恒例、青森県りんご協会のせん定大会が5日、黒石市で開かれ、生産者たちがことしのリンゴ作りをスタートさせました。
黒石市豊岡(とよおか)の園地で開かれた今年の大会には、津軽地域の生産者など約1000人が訪れ、新しい年のリンゴ生産に向けてガンバロー三唱をしました。「せん定」は不要な枝を選別して切り落とすことでリンゴの品質を保ち、収量を確保ために欠かせない技術です。
5日は県りんご協会所属の講師たちがわい化(か)と丸葉(まるは)に分かれて、花芽の状態を見ながら、のこやハサミを入れて、今年のせん定の方向性などを説明しました。
※青森県りんご協会 内山国仁会長
「協会独自の花芽調査では十分結実は見込める。生産者には今年もがんばってほしい」
参加者たちは雪が吹き付ける中、ことしのリンゴ作りに向けて熱心に聞き入っていました。
※リンゴ生産者は
「花芽は何日か前に園地に行って見た感じはそんなに悪くはない。今年は雨の被害が無いことを祈りながら良い出来秋を迎えられればと思う。」
せん定大会は6日、南部町でも開かれ、全国に誇る「青森りんご」の生産に活かされます。














