東京大学大学院をめぐる贈収賄事件で、高額な接待をしたとして贈賄の罪に問われている「日本化粧品協会」代表理事の男の初公判が行われ、男は起訴内容を認めました。

「日本化粧品協会」の代表理事、引地功一被告(52)は2023年3月から翌年の8月にかけて、東大大学院元教授の佐藤伸一被告(62)ら2人に対し、共同研究で便宜を図ってもらう見返りにあわせて380万円相当の接待をした贈賄の罪に問われています。

きょうの初公判で引地被告は、「概ね間違いないです。元教授の絶対的権力の前で断ることはできなかった」と述べ、起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で「元教授の機嫌を損ねないためにクラブやソープランドに招き、代金を負担していた」と指摘し、一方の弁護側は「事実関係は争わない」としました。

きょうの午後には、収賄の罪に問われている東大大学院・元特任准教授の男の初公判が行われる予定です。