アメリカのトランプ大統領がイランとの停戦の延長を表明するなか、イランの国会議長はアメリカによる海上封鎖などを「停戦違反だ」と改めて非難しました。

イランのガリバフ国会議長は22日、自身のSNSに「停戦は海上封鎖や世界経済を人質にとるような行為によって侵害されず、イスラエルの戦争行為がすべての戦線で停止されてこそ意味を持つ」などと投稿しました。

アメリカによるイランの港に出入りする船舶の封鎖措置や、イスラエルがレバノンへの攻撃を続けていることを改めて非難した形です。

ガリバフ氏は「重大な停戦違反だ」としたうえで、これらが続く限り「ホルムズ海峡の開放はあり得ない」と強調しました。

そのうえで、アメリカは「軍事侵略や威圧によって目的を達成できていない」とし、「唯一の道はイラン国民の権利を受け入れることだ」と主張しました。

一方、ペゼシュキアン大統領も声明を出し、「イランはこれまでも対話と合意を歓迎してきたし、現在もそうである」と強調しました。

そのうえで、「合意違反、封鎖、そして脅しが、交渉の主な障害となっている」とアメリカを念頭に非難。「世界は主張と行動の矛盾を目の当たりにしている」などと指摘しました。