年明け最初の取引となった東京株式市場で、株価は一時400円以上も値下がりしました。今年の景気は3つのキーワードがカギを握りそうです。
記者
「今年最初の取引は300円以上の大幅下落。日銀のさらなる金融緩和縮小を見越した円高が重しとなりました。今年の景気のキーワード、一つ目は日銀です」
今年最初の取引となったきょう、取引開始から、およそ2か月半で20円以上進んだ円高により輸出関連株を中心に売りが先行します。去年の年末の終値に比べて377円値下がり。9か月半ぶりの安値で取引を終えました。
4月には、10年近く「異次元緩和」を続けてきた黒田総裁の任期を迎え、緩和縮小や後任総裁人事の行方が大きく左右する見込みです。
また、今年の経済の先行きを証券業界のツートップに天気予報ならぬ「景気予報」で聞きました。
大和証券グループ本社 中田誠司社長
「曇りのち晴れ。ロシア・ウクライナ情勢はじめ、インフレなどの霧が晴れてくれたら3万3000円ぐらいになる可能性は十分にある」
野村ホールディングス 奥田健太郎社長
「曇りのち晴れ。地政学的なところ、特にウクライナ問題。夏にかけてインフレも落ち着き、3万1000円目指して回復してくるのでは」
ともに「ウクライナ問題」の動向が大きなカギを握り、それに伴うインフレが一服すれば今年中には株価は3万円以上を回復する可能性があるといいます。
しかし、インフレは家計には差し迫った問題です。
「(今までなら)5、6千円で済むのが、レシート見て7、8千円ぐらいになってた」
「思いっきり願望を言えば、(物価は)下がってほしい」
去年は前年比3.7%プラスという40年ぶりの物価高に。今年もそれを上回る“値上げ”が予定されています。
山崎製パンは、今月から人気の「薄皮シリーズ」を2001年の発売以来、初めて5個から4個に減らしました。また、ティッシュペーパーやトイレットペーパーも、大王製紙と王子ネピアが20%以上値上げします。
「(今年は)買い物を減らす。去年より厳しくなると思う」
「節約すると思う。収入が全然変わらない、上がる予定もない」
4月までに値上げが決まっている食品は、去年の1.5倍の7000品目を突破。去年以上に家計が圧迫される日々がしばらく続きます。
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