海のダイヤと呼ばれるクロマグロ。新春の風物詩、東京・豊洲市場の初競りが5日行われるのに向けて、大間産マグロが出荷されました。関係者は大間マグロが12年連続で一番マグロになるのかとともに高値がつくことに期待を寄せています。

大間漁協では4日、時化のため漁にでた船はなく、大晦日までに水揚げされ冷蔵庫で保管していたマグロ53本を出荷しました。豊洲の初競りで大間マグロは2022年まで11年連続で最高値の一番マグロになっていて、漁師たちは全員一番マグロを狙っています。

※漁師は
「最高だ、ここで1番マグロをとるのはハードルが高い。みんなが命かけてとった魚なんで、そういうのを思いながら食べてほしい」

大間マグロは、12月28日に220キロ、大晦日に262キロが水揚げされるなど、初競り用に200キロ越えの大物が少なくとも5本出荷されました。一番マグロは2022年、1688万円で競り落とされていますが、2019年には過去最高の3億3360万円の値が付いていて、関係者は大間マグロが12年連続で最高値をつけるのか、また、金額はいくらになるか固唾をのんで見守っています。