■第99回東京箱根間往復大学駅伝競走・復路(3日、神奈川・芦ノ湖~東京・大手町 109.6キロ)
21チームが参加した第99回箱根駅伝の復路が3日に行われ、往路11位でスタートした東洋大学が激しいシード権争いを乗り越え、総合10位でフィニッシュ。2006年(10位)から一度も途切れず獲得してきたシード権を18年連続で死守した。2年ぶり出場の城西大は9位で5年ぶりにシード権を獲得。11位の東京国際大、12位の明治大は来年のシード権を逃した。
前日の往路11位の東洋大は、10位と1分27秒差でスタート。7区で明治大に抜かれ一度12位に落ちるが、8区で木本大地(4年)が区間賞の快走をみせ再び順位を11位に押し上げた。続く9区では梅崎蓮(2年)が10位の明治大を抜いてついにシード圏内に。さらに城西大に追いつき9位でタスキを受けたアンカーの10区・清野太雅(4年)は、順位をひとつ落とすが再び9位に上がったが、最後は城西大とのデッドヒートに惜しくも敗れ10位でフィニッシュテープを切った。
出場81回目の古豪・東洋大は、09年に当時1年生の柏原竜二が5区で歴史的激走で箱根初制覇を果たした。その後11年連続で総合3位以内と強豪校へと駆け上がった。20年に一度10位となったが、21年は3位、前回4位と再び上位に戻ってきた。過去には中央大が12年まで28年連続となるシード権獲得を達成したが、東洋大は昨今の“戦国駅伝”では最長となる18年連続の快挙を成し遂げた。
※写真:9区でシード圏内の9位に順位を上げた梅崎蓮(2年)※写真は前回大会
◆10位と1分半以上の差を8区、9区で逆転
6区の1年生・西村真周は復路スタート時に10位(創価大)と1分27秒あった差が、9キロ過ぎの小涌園前では10位の城西大と37秒差に。その後“山下り”では苦しい表情をみせ再び差が広がるも粘りの走りで1分15秒差でタスキをつないだ。
7区・佐藤真優(3年)は2キロ手前で明治大の杉彩文海(3年)に捉えられるとペースを上げられず、順位を12位に落とした。この区間は9位で城西大、10位・明治大、11位・東京国際大で21秒以内に3校がひしめき合いシード権争いは混戦に。佐藤は10位の明治大と1分45秒差の12位でタスキを渡した。
8区は昨年4区を走った木本大地(4年)。6.9キロ地点(茅ヶ崎)では10位との差が1分46秒とほぼ変わらず前を追いかける。徐々に差を詰めていった17.3キロ付近では、前の東京国際大・宗像聖(4年)をついに捉え再び11位に浮上。終盤も勢いに乗る木本は、法政大の宗像直輝(3年)と並ぶ区間賞の快走をみせた。
9区の梅崎蓮(2年)は昨年(7区)に続く箱根路となり、13キロ過ぎに前を走る明治大に追いつくと一気に抜き去りついにシード圏内の10位に入った。さらに城西大の背中を捉える好走で最後は9位でタスキリレー。
アンカーの10区・清野太雅(4年)は順位を10位に落とすが、12.8キロ付近で再び9位に順位を上げ残り10キロの勝負に向かう。最後はゴール直前まで城西大・山中秀真(3年)との9位争いを繰り広げたが、惜しくも敗れ10位でゴールした。
【箱根駅伝・総合結果】
優勝:駒澤大 10時間47分11秒(往路1位・復路1位)
2位:中央大 10時間48分53秒(往路2位・復路2位)
3位:青山学院大 10時間54分25秒(往路3位・復路9位)
4位:国学院大 10時間55分01秒(往路4位・復路8位)
5位:順天堂大 10時間55分18秒(往路6位・復路5位)
6位:早稲田大 10時間55分21秒(往路5位・復路7位)
7位:法政大 10時間55分28秒 (往路8位・復路3位)
8位:創価大 10時間55分55秒(往路10位・復路4位)
9位:城西大 10時間58分22秒(往路9位・復路10位)
10位:東洋大 10時間58分26秒(往路11位・復路6位)
*********10位以内が来年のシード権
11位:東京国際大 10時間59分58秒(往路7位・復路17位)
12位:明治大 11時間01分37秒(往路12位・復路13位)
13位:帝京大 11時間03分29秒(往路14位・復路15位)
14位:山梨学院大 11時間04分02秒(往路16位・復路14位)
15位:東海大 11時間06分02秒(往路13位・復路18位)
16位:大東文化大 11時間06分08秒(往路17位・復路12位)
17位:日本体育大 11時間06分32秒(往路18位・復路11位)
18位:立教大 11時間10分38秒(往路20位・復路16位)
19位:国士舘大 11時間13分56秒(往路15位・復路19位)
OP:関東学生連合 11時間17分13秒 (参)
20位:専修大 11時間19分28秒(往路19位・復路20位)














