2日夜、青森県おいらせ町で軽乗用車と青い森鉄道の普通列車が衝突する事故があり、車に乗っていた79歳の男性が死亡しました。

2日午後8時50分ごろ、「青い森鉄道」の向山駅と三沢駅の間にあるおいらせ町向山3丁目の線路で、軽乗用者と下りの普通列車が衝突しました。この事故で、車を運転していたとみられる十和田市元町東5丁目の無職・佐藤定志さん79歳が約1時間半後に病院で死亡が確認されました。列車の乗客約25人と運転士にけがはありませんでした。

※乗客
「運転士がずっと警笛を鳴らしていて、おかしいなと思った時にはもうぶつかっていた。私は先頭車両に乗っていて、ぶつかった瞬間は列車同士かと思った。」

この影響で2日夜、青い森鉄道は上下線で運転を見合わせ、3日午前8時までに再開しました。現場の近くに踏切はなく、警察が佐藤さんの車が線路に進入した経緯を調べています。