SNSの投稿も増え、個数制限をかける店も出るほどの人気の「明太フランス」。昔からあるパンが、なぜ今?

“1人3本まで”「めっちゃ明太子」

平日にもかかわらず30人以上の行列ができているのは、『パンとコーヒー 馬場FLAT』(東京・高田馬場)。

“ソースまみれ”で贅沢な明太フランス」(20代女性)
“めっちゃ明太子”。明太子食べているみたい」(20代女性)

人気No.1の「明太フランス」(390円)は、国産小麦を使用したバゲットに自家製明太子ソースをたっぷり挟み、上からも“追い明太”。惜しむことなくかけられたソースはこぼれ落ちるほどです。

THE TIME,マーケティング部 君島光輝部員:
「明太子がすごく濃厚・クリーミーでいいコクが出ている。それに負けないくらいパンもしっかり小麦の風味があってとてもおいしい」

あまりの人気ぶりに“1人3本まで”と個数制限をかけるほどで、毎日200本が全部売り切れるといいます。

人気のワケは「目からもおいしい」

実は今、“空前の明太フランスブーム”が到来していると話すのは、1万個以上のパンを食べ歩いた片山さん。

パン料理研究家・片山智香子さん:
「SNSがキッカケで流行り出した。明太フィリング(ソース)がすごく入っていて、“目からもおいしい”。パンは基本的に茶色なので地味だけど、明太フランスはフィリングがピンクで目を引きやすいことから今また盛り上がってきている」

「ニンニク香る」明太ペペロンチーノ

“福岡発”のベーカリー『AMAM DACOTAN 表参道』(東京・港区)は、イタリアンレストラン出身のシェフが手がける“独創的な惣菜パン”を求め長い行列ができる人気店。

明太フランスもひと味違います。

『AMAM DACOTAN 表参道』島かほるさん:
「オイルでうまみと香りを出したニンニクと自家製のマヨネーズ、福岡県産の明太子を使っている。仕上げで3分ほど焼き上げて、中にバターが溶け出す感じで提供する」

それが、にんにく・パセリ・胡椒を入れた特製明太バターの「明太ペペロンチーノ バゲット」(626円)です。

君島部員:
「噛んだ瞬間からガツンとニンニクの香りが口の中に広がる。後から明太子のうまさが追いかけてきて噛んでいくごとに風味が増す」

“塊バター”や“白味噌×和からし”

昭和8年創業の『ナカヤベーカリー』(東京・江東区)でリピーターが続出しているのは、バゲットにコクのある発酵バターを“塊のまま挟んだ”「めんたいバター」(389円※今後価格改定あり)

君島部員:
「噛んだ瞬間からバターが口の中に広がって、その後に明太子の風味。2つが合わさった瞬間すごくジューシー」

無農薬栽培の小麦にこだわった『TTENERA bread & meals』(東京・文京区)の「明太フランス」(410円)は、一風変わった明太ソースが特徴です。

『TTENERA bread & meals』田中アリスさん:
“京都の白味噌”“和からし”が入っている。味がガラッと変わって、上品で繊細で甘くてコクがある。昼過ぎくらいで売り切れることが多い」