「上履きを隠しちゃう」「公園の石を持って帰る」など、子どもがやってしまいそうな事が犯罪になる可能性も…。そんな事例が盛りだくさんの本が人気となっています。
児童書売り場のランキング上位に
イマドキの小学校には“読書の時間”が設けられていて、小学生(4-6年)の1か月の読書量は「平均5.4冊」(1995年)⇒「12.1冊」(2025年)と30年で倍以上に。

そんな中、保護者から“子供に読ませたい!”と話題なのが『それ犯罪かもしれない図鑑』(金の星社/1540円)。発売から6か月で7回重版・7万4000部という異例の売れ行きを記録しています。

『紀伊國屋書店 新宿本店』長岡知美さん:
「児童書売り場のランキングで最近上位に上がってきている」

中を開いてみると、本を手に真っ青な顔をした女の子のイラストに「図書館の本、返し忘れてた!」のタイトル。ついついやっちゃう”小学生あるある”ですが、ページをめくると【横領罪】についての解説が。

他にも小学生には馴染みのない法律が出てきます。
▼「この空き家、ひみつ基地にしよう!」⇒【潜伏の罪】
▼「1対1で正々堂々やりあおうぜ!」⇒【決闘罪】
▼「バナナの皮で、ころぶか実験だ!」⇒【危険物投注等の罪】

現役弁護士が監修したこの本は、小学生あるあるが“どんな法律にあてはまるか”を解説した一冊なのです。
それ犯罪!?小学生あるある×法律
街行く小学生に「ついついやっちゃう悪いこと」を聞いてみると、内容は様々。それらはどんな法律に触れる可能性があるのでしょうか?
▼小5男子:「“信号点滅していて『渡ろうかなー』って迷っちゃう”。習い事の帰りとか疲れている時とか早く自転車漕いで帰りてえなあって」
母親と一緒に『それ犯罪かもしれない図鑑』をめくってみると、青信号が点滅している時に横断歩道を渡り始める⇒【道路交通法施行令違反】との解説が。

母親:「点滅の時点で渡って警察官がいたら捕まるって」
小5男子:「やめようと思います」
▼「友達に悪さをされて、仕返しにやっちゃおうって」という小4男子があげたのは、“友達の靴を隠す”こと。これも本の解説ではー
母親:「他人の物を隠したり壊したりすると【器物損壊罪】になるって書いてある」
小4男子:「自分がやったことに悔やみがあるから、仕返ししちゃダメってことがわかった」
他にもイマドキらしい小学生も。
▼小6女子:
「“SNSのアイコンは推し”。私はいまチェンソーマンのマキマさん」

キャラクターやアイドルをアイコンにするのも【著作権法違反】や【肖像権・パブリシティ権の侵害】になる可能性があります。

▼小4男子:
「いたずらで手を広げて“通せんぼ”したりする」
通せんぼのいたずらも、本の解説ではー
母親:「軽犯罪法の【追随等の罪】になります、だって。どうする?」
小4男子:「やめるよ。普通にやめるよ」
▼小5男子仲良し3人組がやってしまうというのは、“友達の秘密を話しちゃう”こと。
「誰々の好きな人は誰?って聞かれるから教えちゃう」
しかし、人の秘密を守れないと【プライバシー権の侵害】になると読んでびっくりの3人。「次からもう絶対言わない」と話し、「プライバシー権の侵害」と5回唱えて頭に叩き込んでいました。















