青森県三沢市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザについて県は30日、全ての防疫措置が完了したと発表しました。

鳥インフルエンザが発生していた養鶏場で行われていた清掃と消毒作業が終わり、県は30日午後0時半に全ての防疫措置を完了したと発表しました。

この養鶏場では12月15日から29日までに県職員や自衛隊など延べ6700人あまりを動員して、国内最多となる139万2228羽のニワトリの処分を終え、地中に埋める作業も29日に完了していました。

今後は1月10日に、鳥や卵の移動制限をしている7か所の養鶏場で検査をし、陰性が確認されれば、半径3キロから10キロ以内の農場10か所の搬出制限が1月14日ごろ、3キロ以内にある移動制限は21日に解除されます。