青森県三沢市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの防疫措置について、県は29日、およそ139万羽のニワトリの処分と埋却作業が完了したと発表しました。
12月15日から行われていたニワトリの処分は開始から2週間が経過した29日、国内で過去最多となる139万2228羽全ての処分が完了しました。約137万羽と見込んでいたニワトリの処分は、実際は2万羽ほど多くなりましたが、県や市町村の職員に加えて自衛隊の隊員など、延べ6731人が動員され、当初1カ月程度かかると見込まれていた作業の完了は半分の期間に短縮されました。また建設業者が主体となった処分されたニワトリを地中に埋める作業も完了しました。
養鶏場敷地内の消毒作業などを含むすべての防疫措置は、30日の昼ごろにも完了すると見込んでいます。