今年も残すところあと3日。青森市の神社では、今年1年の厄を祓い(はらい)清めて新しい年の無事を祈願する「年越の大祓(としごえのおおはらえ)」の神事が行われました。
青森市の善知鳥(うとう)神社で行われた「年越の大祓」は、感染対策から一般の人は参列せずに神職のみでとり行われ、竹としめ縄でつくられた直径約3メートルの「茅の輪(ちのわ)」をくぐり、今年1年の厄を払いながら新しい年の無事を祈りました。
※善知鳥神社 沼田真規 権禰宜
「紛争があって、コロナも3年目でなかなかおさまらないこともありますが、(新年は)少しでもいい年になるように努力したい。」
このあと、お焚き上げ(おたきあげ)の神事も行われ、参列するはずだった人たちから神社へ納められた「茅の輪守(ちのわまもり)」などが供養されました。善知鳥神社は年越しにあわせて境内の飾り付けが行われ、新年は約14万人の初詣客が訪れる見込みです。