高知ユナイテッドスポーツクラブは、3月31日に行われた取締役会において、山本志穂美氏が取締役を辞退したと発表しました。山本氏をめぐっては2025年9月、スタッフへのハラスメント疑いが浮上。内部調査の結果、「ハラスメントに該当しない」とされたものの、今年1月の役員人事で社長を退任し取締役に、森下勝彦会長が社長を兼務していました。

■山本志穂美氏コメント(全文)
高知ユナイテッドSCに関わる全ての皆様へ
いつも多大なる応援ありがとうございます。私、山本志穂美は、本日の株主総会で役員に選出頂きましたが、次期役員をお引受けしない決断を致しました。最後まで悩み抜いた決断です。
これまで数年、代表として私の人生を賭けてこのクラブに尽力して参りましたが、昨年9月末より、ハラスメントが認定されなかった以降も長い間、役員会から行動規制指示があって思うように動けず、事務所への出入りが禁止され、株主の皆様やスポンサーの皆様へのご挨拶、営業活動もできずにいたことから、役員としてクラブに貢献できない状況であると判断致しました。13年間このクラブのために、全身全霊をかけて生きて来ましたので、心に穴が開いた状態であり、「生きている意味さえないのでは」と自らを責めるような状況が続きました。
今後は、役員の立場から離れ、愛してやまないこのクラブの成長を筆頭株主として全力で応援して行きたいと思っております。皆様には状況を踏まえご理解頂きたく存じます。思えば、前オーナーや前役員の思いも大切に背負い、悲願であった高知県民の元気の源となる「Jリーグクラブ」を皆様と共に誕生させられたことには、ほっと胸をなでおろすと共に、心からの感謝を申し上げたく存じます。私はJリーグの百年構想の考え方や方針が大好きです。スポーツを楽しめる環境を作ること、サッカーやスポーツを通じて、社会の力になることを目指す。フェアで魅力的な試合を行うことで、地域の人々に夢と楽しみを提供する。地域に根ざしたスポーツクラブを核に、地域課題の解決に取組み、長きにわたって愛される文化を創る。そんな高知ユナイテッドSCであってほしい。皆様、今後とも高知ユナイテッドSCへの更なるご協力、応援を何卒よろしくお願い申し上げます。日々、高知のために戦い続ける選手たち・監督・スタッフ職員たちをどうぞ熱く応援して下さい。感謝を込めて。
子供たちには夢と目標を!高齢者には健康と元気を!働き盛りの方々には楽しい週末を!若者には暮らしたくなる地域創りを!地域には経済波及効果を!
高知一心
株式会社高知ユナイテッドSC取締役 山本志穂美