インド洋の島国スリランカで大規模な国際詐欺拠点が摘発され、現地当局は、拘束された120人以上の中国人を強制送還しました。カンボジアで詐欺グループの取り締まりが進むなか、犯罪組織がスリランカに拠点を移していると指摘されています。
現地メディアによりますと、スリランカ当局は30日、大規模な国際詐欺拠点で拘束された中国人120人以上を強制送還しました。
今月17日に北部アヌラーダプラなどにある宿泊施設5か所が摘発され、特殊詐欺に関与したとみられる中国人126人のほか、ミャンマー人4人、台湾出身者4人が拘束されたということです。
国際詐欺拠点をめぐっては、近年、カンボジアなどで中国系犯罪組織の拠点が拡大。日本人を含む様々な国籍の外国人が詐欺に関与しているとみられていますが、国際社会からの圧力によりカンボジア当局が去年から取り締まりを強化していることで、一部の犯罪組織が拠点をスリランカに移動させていると複数の海外メディアが報じています。
また、現地の中国大使館は声明で、スリランカで詐欺拠点が増えている背景として、▼通信インフラが整備され、▼地理的にも恵まれた条件で、▼ビザ政策が比較的寛容であることを挙げています。
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