学校現場の働き方改革と、指導の充実を目指す新たな試みが4月から始まります。県教育委員会の今城純子教育長は高知県内10の小学校で導入する「チーム担任制」について、複数の教員で子どもたちを見守るメリットを強調し、取り組みへの意欲を示しました。

4月から、県内8市町合わせて10の小学校で初めて導入される「チーム担任制」。背景にあるのは、若手教員の増加です。授業の準備や保護者対応など、経験の浅い教員が課題を1人で抱え込む状況を防ごうと、県は「2つの学級を3人の教員で受け持つ」体制を各学校に促します。

30日の会見で、今城教育長は「児童や保護者の相談窓口が曖昧になる」といった課題を挙げつつも、それを上回る効果に期待を寄せました。

▼県教育委員会 今城純子 教育長
「(教員が)心身のゆとりを確保できる、子ども一人一人とじっくり向き合える。あとは保護者対応。これも複数の教員で連携して対応するので、一人で抱え込まずに安心して対応できる」

また、2025年度、職員の不祥事が相次いだことについては、2026年度から自分の感情をコントロールする「アンガーマネジメント」の研修を導入するなどして、「不祥事ゼロ」の達成を目指すとしています。