松江市教育委員会は27日、生徒などの写真データが入ったUSBメモリ1本を紛失したと発表しました。

市教委によりますと、1月中旬、松江市立の中学校の教諭が、職員室の自分の机に置いていた学校管理の校務用USBメモリ1本を使おうとして無くなっていることに気付いたということです。

教諭はその後、探したもののUSBメモリが見つからず、2月中旬に校長に報告し、学校がさらに探したものの見つからなかったため、3月3日に教育委員会に報告しました。

USBに入っていた個人情報は、去年撮影した生徒の修学旅行の写真データ27枚と部活動の写真データ17枚の合わせて44枚で、生徒34人と卒業生2人、地域参加者4人がいずれも顔が識別できる状態で写っていたということです。

学校では捜索を続けていますが、まだ見つかっておらず、紛失による被害などはいまのところ、確認されていないということです。

USBについては学校で使用する際、使用簿に記入して管理職が確認しているほか、市教委は学校側から3か月に1度の頻度でUSBをオンライン接続して定期的に所在を把握できる仕組みで管理しているということです。

しかしこの教諭は、使用簿に記入をしておらず、管理職もその確認をしていませんでした。

そして、市教委が3か月に1度のUSBの所在確認を3月3日にした際に、接続履歴が無かったことから中学校に問い合わせたところ、USB紛失の報告があったということです。

市教委は今後の対策として、使用簿の記載・確認の徹底や、USB接続による所在確認の頻度を増やすなどして、再発防止に努めるとしています。

松江市教育委員会の川上諭副教育長は「関係者の皆様、市民の皆様の信頼を損ねることになり誠に申し訳ございません。教育委員会としてはこのことを重く受け止め、再発防止に向け全力で取り組みます」とコメントしています。