中東情勢の緊迫化に伴う石油の供給不足に備えるため、27日、北九州市沖の白島国家石油備蓄基地からの原油放出が始まりました。

RKB 土橋奏太記者
「北九州市の沖合およそ8キロ、響灘の上空です。ふだんは静かな洋上基地に、大型タンカーが横付けされています。作業員の姿も確認でき、放出に向けた準備が着々と進められています」
北九州市若松区の沖に浮かぶ白島国家石油備蓄基地には、国内需要の約10日分にあたる560万キロリットルの原油が貯蔵されています。

RKB 岩本大志記者
「こちらに見えるのが備蓄基地の貯蔵船になります。そしてこの白い配管を通って奥のタンカーに運ばれます」
27日午後3時35分、貯蔵船からタンカーへの原油の移し替えが始まりました。
これから4日ほどかけて30万キロリットルの原油がタンカーに積み込まれ、国内の製油所に運ばれる予定です。

白島基地からは4月末までに、全部で180万キロリットルの原油を放出することが決まっています。
中東情勢の緊迫化に伴う石油の供給不足に備えるため、政府は、全国11の国家備蓄基地の原油を26日から順次放出しています。
16日から始まっている民間備蓄の放出分と合わせると国内需要の45日分が市場に放出されることになります。














