職員に対する言動がパワハラ認定されたことをめぐり、不信任案が可決された愛媛県・西条市の高橋市長が会見を開き、失職後の出直し市長選挙に臨む意向を明らかにしました。
(西条市・高橋敏明市長)
「市長として自らの責任として失職を選択し、改めて市民の皆様に信を問うべきであると判断し、出直し市長選挙に臨む決断をした」
今月18日、市議会で不信任案を可決された高橋市長。議会解散か辞職か、もしくは失職の判断を迫られてました。
28日の期限を前に開かれた会見で高橋市長は、失職後の出直し選挙に臨む意向を明らかにしました。
高橋市長は、市政に混乱を招いた原因は自身にあると謝罪した上で、1年4カ月の任期中の成果について強調。再び市民に信を問いたいと述べました。
高橋市長は、おととしの市長選で当時の現職らを破り初当選しました。
しかし、多目的ホールなど総額26億円に上る大型事業を議会や市民に説明しないまま、去年9月に国から交付金採択を受けていたことが問題視され議会と対立。
また、この事業をめぐり、高橋市長が「馬鹿やないんか」「もういい、出ていけ」と職員を怒鳴るなどした2件の言動がパワハラと認定されていました。
(西条自民クラブ・行元博議員)
「直接の被害者である職員に対する真摯な謝罪の言葉はありませんでした。リーダーとしての資質に、根本的な疑問を抱かせるものであります」
そして今月18日、市議会の最大会派・西条自民クラブなどが提出した、不信任案が可決されていました。
27日の会見。パワハラ問題をめぐり、被害を受けた職員に対して謝罪するのかについて問われると。
(西条市・高橋敏明市長)
「私からの謝罪を望むのであれば、私はすぐにでも謝罪を申し上げたい」
この一連を受けて市民は。
(市民)
「一番問題になっていたパワハラ問題があやふやと思う。もう少し市民に説明をしてからでないと信頼がないと思う」
(市民)
「やはり(市長選に)出るのは高橋さんの自由だと思う。選挙になって通るか通らないかは西条市民が決めることなので、そこではっきりすると思う」
出直し市長選挙は、高橋市長の失職から50日以内に行われます。
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