中東情勢の緊迫化に伴う石油の供給不足に備えるため政府は26日石油の国家備蓄を放出を開始し、北九州市沖の白島国家石油備蓄基地からも27日原油が放出される予定です。

愛媛県今治市の菊間国家石油備蓄基地では、26日石油の放出が始まりました。

国家備蓄の放出は、石油輸出の要衝であるホルムズ海峡が事実上封鎖され、日本への原油の輸入が滞り、石油の供給不足が懸念されることを受けての措置です。

ロシアによるウクライナ侵攻で原油価格が高騰した2022年以来、およそ4年ぶりとなります。

北九州市若松区沖にある白島国家石油備蓄基地からも、27日原油が放出される予定です。

白島基地は1996年に世界最大の洋上備蓄基地として完成し、8隻の貯蔵船にあわせて約560万キロリットルの原油を貯蔵しています。

政府は全国11か所の国家備蓄基地から順次原油を放出し、民間備蓄の放出分とあわせると国内需要のおよそ45日分が市場に放出されることになります。