「選択的夫婦別姓」をめぐり、札幌市に住む事実婚の夫婦が国を訴えている裁判で、これまで夫婦が望んできた法廷で直接、思いを伝える機会が7月にも実現する見通しであることが分かりました。

札幌市に住む事実婚の夫婦、西清孝さんと佐藤万奈さんは、夫婦別姓を認めない現在の民法や戸籍法は憲法に違反するとして、国を訴えています。

25日の裁判のあとに開かれた報告会で、原告側の弁護団は、一般から集まった920通の陳述書を裁判所に提出したと明らかにしました。

西清孝さん
「920通集まるという事は、そういう人たちが全国各地にいるんだということを数でも示せたのかなと思うので、1つ1つが実態の証拠になるものだと思う」

また、原告の夫婦への「本人尋問」が7月に行われる見通しであることが報告しました。
夫婦側は、これまで裁判所から意見陳述を認められていなかったため「本人尋問」で初めて法廷で自分たちの思いを伝えることが実現します。

佐藤万奈さん
「(名字を)選べないことでこんなに酷いことがあったんだ、私はこんな思いをしたんだ、ということをしっかり目を見て伝えたいです」
次回、7回目の裁判は6月17日に行われます。














