県外で活躍する青森県民を紹介するターニングポイント。人生の転機となったその時、どんな思いや決意があったのでしょうか。今日のストーリーはむつ市出身アイドル成田柊里。

スタジオでレッスンに励む成田さん 青森県むつ市出身


現在は向日葵プリンセスや東北を応援する新プロジェクトで東北出身の3名によるアイドルグループ・けっぱって東北などで活躍中の成田。

その幼少期は行動力のある活発な子どもだった。


成田さん「私はとにかく遊ぶことが命みたいな感じの子だったので、もういっぱい遊んだりとかして。冬は別にお家に山はなかったんですけど、雪の山を自分で作って近所の友達と一緒に自分たちで作った小さい山でスキーとかそり遊びとかしてました」

元気いっぱいのスポーツ大好き少女は小学校から高校までずっとバスケットボール部に所属。その一方でアイドルが大好きだった。


成田「小学校のクラスの中でAKB48さんがめちゃくちゃ流行っていて、その話に乗っかりたかったんですよ。当時の自分はその話に乗っかりたくって、最初は好きになろうとしたんですけど、いつの間にか大好きになってました。小学生の頃からずっと好きなアイドルのCDを集めて集めて、みたいな感じの子でした」


この頃から大好きなアイドルは憧れの存在という形に変化し、いつも頭の片隅にあった。そして大学進学のために上京する。

■大学進学~上京で広がる世界

東京にはいろんな場所からいろんな人たちが集まる。それが成田の視野を広げ、考え方に変化をもたらした。


成田「本当に本当にいろんな人がいるなってすごく感動しましたね、まず。そこで知り合ったその人たちからやっぱりいろんな刺激を受けて、失敗するかもしれないけど、いろんなことに挑戦しようっていう、なんか殻を破れた気がします」


大学3年になり、就職活動を考えていた矢先…世界で新型コロナウイルスが大流行。大学の授業はリモートに切り替わり、成田は青森県むつ市の実家で授業を受けていた。自分のやりたいことは何か?自問自答する中で見つけたのが、向日葵プリンセスのオーディションだった。

■夢見たアイドルと向日葵プリンセス

成田「向日葵プリンセスのオーディションをが大学4年生になる直前だったんですけど、それ(募集)を見た時にこれを最後にして、落ちたら就職活動しようって思って」

3次審査まで通過し見事合格。

向日葵プリンセスのメンバーとして子どもの頃から憧れていたアイドル活動を始める。けっぱって東北との二足のわらじで頑張る成田についてメンバーは…

向日葵プリンセス 萬代唯花さん「(柊里ちゃんは)結構おとぼけみたいな面白いところがあるんですけど、真面目で向上心があるから。昔は全然自分から喋らなかったけど、今はどんどん自分から物怖じせず喋るようになってくれたりとかして、私たちもいつも笑わせてもらっています」


けっぱって東北 福島ゆかさん「柊里ちゃんは本当にほわほわしてるけど、でも意外としっかりしていて、なんか私が結構抜けてるところが多いところで「何とかだよ」ってこうささやいてくれたりとかするので、すごいそういう意味でギャップギャップもあって、何かグループのバランサーみたいな感じだなって思います」

日本に元気になってほしい。それが向日葵プリンセスのコンセプト。これからも成田はファンに元気を送り続ける。

■In the future

成田「ひまプリ(向日葵プリンセス)をもっともっと大きくしていきたいっていう気持ちがすごいあるので、自分をきっかけにひまプリを知ってくれた人を作りたいなと思います。大物になれるように頑張らなきゃ!」