オウム真理教による地下鉄サリン事件が起きてから、きょうで31年となり、現場となった東京メトロ・霞ケ関駅では慰霊式が行われました。

オウム真理教による地下鉄サリン事件では、日比谷線などの車両に猛毒のサリンが撒かれ、14人が死亡し、6000人以上が重軽症を負いました。

事件から31年となったきょう、多くの被害者が出た東京メトロ・霞ケ関駅では、駅の職員たちが黙祷を捧げ、遺族らが設けられた献花台に花を手向けました。

地下鉄職員だった夫を亡くした 高橋シズヱさん(79)
「オウム真理教の後継団体とたたかっている毎日です。どれだけオウムの事件がひどさを長引かせているかということを、今年31年でひしひしと感じてます。すごくつらい思いで、また今日もここに来ました」

オウム真理教の後継団体は今も活動を続けていますが、被害者や遺族への賠償は進んでいません。

遺族らは国に対し、▼賠償が適切に行われるよう協力することや、▼後継団体を継続的に監視をすることなどを求めています。