位置情報をスマホなどで確認できる「紛失防止タグ」。忘れ物対策の便利グッズですが、自宅が特定されるなどストーカー被害に悪用されるケースが増えているといいます。私たちにできる対策は。
見せてくれたのは、「紛失防止タグ」です。こちらの男性は薄いカード型のもの。
「財布を落として、タグで見つけました」
「無くした時に、簡単に見つけることができる」
スマホなどと連携すると、タグの位置情報がわかるため、財布の中や鍵などに取り付け、忘れ物や落とし物対策などに利用する人が増えているといいます。
ところが、タグを悪用したストーカー被害が増えています。
警察庁はきょう、去年1年間に「紛失防止タグ」を悪用した行為の全国の相談件数を発表。前年と比べると、2倍近くの件数に。タグを無許可で相手のバッグなどに入れ、自宅などを特定するケースが確認されています。
茨城県水戸市で女性が殺害された事件では、逮捕された元交際相手の男が女性の実家に「紛失防止タグ」が入ったぬいぐるみを送っていたことが明らかに。
盗聴器などを調査する会社でも、タグの捜索依頼が去年から増加。5か月でおよそ30件ほどあるといいます。
トライエイジェント 田村透 代表
「何件かは警察に届け出て、介入がありました」
特にタグが見つかるというのが、「バッグの中」や「車」です。
実際に車に取り付けられていたというタグの写真。タグには磁石がつけられていて、覗き込まないとわからないような車の底につけられていたということです。
巧妙に隠されているタグ、私たちにできる対策は。
まず、「スマホを使った対策」が有効だといいます。機種によって違いがあるということですが、見知らぬタグが一定時間そばにあるとスマホに通知されます。他にも手動で近くにタグがないか探せる機能も。
次に「細かな確認」です。バッグの底や普段使わないポケット、また、車の底など、時間をかけて確認することが必要だといいますが…
トライエイジェント 田村透 代表
「立ち寄り先を出た時には、少し立ち止まって考える、調べる。持ち込ませないというのが一番」
ストーカーの狙いの多くは自宅などの特定。自宅などに帰る前に離れた場所で確認することが重要だといいます。
最後に「自宅での確認」。人からのもらい物に注意が必要だといいます。
トライエイジェント 田村透 代表
「トラブルがあった時には人に物をもらわない」
また、仮に見つけた場合は、既に自宅の場所などが特定されている可能性が高いことから、安全を確保したうえで、警察に相談することが重要だとしています。
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