北海道白老町で計画が進められているメガソーラー計画をめぐり、14日、事業者による住民説明会が開かれました。
理解は進んだのでしょうか。

2日間にわたって開かれた説明会。
住民から上がった声は。

参加した住民
「建てられるうちに建て始めようという意図が見え見え。反対する」

参加した住民
「太陽光パネルが何万枚もあることで(津波が来た場合)それらが勢いをもって全部私たちの住宅に押し寄せるわけじゃないですか。そんなことを想像できませんか」

いま6つの事業者によってメガソーラーの建設計画が進められている白老町。
そのうちの1つが今回住民説明会を開いたシンガポールのエクイスグループです。

会社は町内の石山地区の約43haのうち17.7haに太陽光発電所を建設。残り25haは森林を維持する計画です。

しかし、建設予定地が住宅地に近いことから反対する声も多く、2025年12月には住民団体が建設反対を訴える約10万人分の署名を町に提出するなど、話し合いが進んでいないのが現状です。

参加した住民
「住民同意を得るのは極めて難しい。おそらく無理だと思う。それでも計画は進めたいのか?」

エクイスグループの責任者
「関係法令の条例を遵守し災害の防止、自然環境を十分配慮し周辺関係者と良好な関係を保つよう努める」

今回も議論は平行線のままでした。

こうした状況を受け、会社側は、当初3月としていた着工時期を未定とし、新たな時期を検討していくことなどを明らかにしました。

エクイスグループの責任者
「7月から着工を決めているということではなく、3月の着工は遅れる形になった。いつが着工時期かというのはまだ決定していない。そこを修正したうえで住民の方に再度回答書を送らせていただく予定」

両者の理解は深まるのか。
一方で、規制強化を検討してきた町もメガソーラーの設置を「許可制」にすることなどを盛り込んだ改正条例案を19日に議会に提出する方針です。