中東情勢の悪化を受け愛媛県松山市内のガソリンスタンドには、12日から数十円の値上げに踏み切った所もありました。

急激な価格上昇を受け、高市総理は価格を抑えるための緊急対策を発表しました。

(近藤リポーター)
「松山市内にあるこちらのガソリンスタンド、レギュラーガソリンが188円と表記されています」

12日、愛媛県松山市内のガソリンスタンドに設置された表示板を見てみると、レギュラーガソリンの価格は軒並み180円以上でした。

石油情報センターによりますと、今週月曜の時点で、県内のレギュラーガソリンの平均価格はおよそ162円で、前の週から3円近く値上がりしました。

値上がりは4週連続、来週も避けられない情勢です。

そうした中、新生活を控えた若者らが通う自動車教習所は、1年で最も忙しい時期です。

こちらは教習車や送迎バスなどおよそ50台を保有していて、燃料は業者から仕入れ、所内で補給しています。

在庫がまだ残っているため大きな影響はないというものの、これがいつまで続くのか?動向を注視しています。

事態を受けて高市総理は11日、補助金を活用し、ガソリン価格を全国平均で170円程度に抑える方針を発表しました。今月19日の出荷分からが対象です。

また、今月16日にも石油備蓄の放出を始めます。

経済産業省によりますと、国内の石油備蓄は国と民間、それに産油国のものを合わせておよそ250日分あります。

国の備蓄基地は県内にも、愛媛県今治市菊間町種に設置されています。