東日本大震災から15年となる今週、防災ウイークとして災害から身を守るのに役立つ話題をお伝えします。
12日は、気象庁とは別に地震情報を提供しているウェブサイトについてです。
「宗谷地方南部で地震があり、浜頓別町で震度3」(1月28日放送のニュース)
2026年1月、北海道宗谷地方で相次いだ地震。1月13日未明の地震では幌延町で震度3を観測しました。

幌延町問寒別の住民
「(被害は?)うちは特に倒れたものはなく、揺れだけ」

しかし、この同じ地震でも山あいの上問寒地区では…。
幌延町上問寒の住民
「家中の戸は全部開いて、中のものはがしゃんと落ちて、2階のものは全部倒れました」

幌延町上問寒の住民
「ここら辺もひびきているね、これ。全体が揺れた感じで怖かった」

こちらの住宅では壁にひびが入ったほか、煙突が外れるなどの被害が出ました。

さらに…。
枡崎仁記者(3月6日)
「地震から2か月ほど経ち、雪が解けると、こちらでは大きな亀裂が見つかったということです」

幌延町上問寒の住民
「雪が解けてきたらすごいことになってきてるから、あのくらいで済んでいればいいけど、わからないですよね、まだ」

とても「震度3」とは思えないほどの被害の数々。実際、この地域の揺れはもっと大きなものでした。
枡崎仁記者
「実はこの上問寒地区にある地震の観測点では当時、震度6弱を観測していました」
これは、気象庁とは別に地震の観測をしている国立の防災科学技術研究所の観測点です。

幌延町の中心部にある気象庁の観測点では「震度3」でしたが、約18km離れた上問寒地区にある防災科学技術研究所の観測点では「震度6弱」の揺れが2回も観測されていました。

気象庁が発表した震度との違いについて、地震の専門家は。
北海道大 大学院 地震火山研究観測センター 高橋浩晃教授
「今回の震源の深さは非常に浅いところで起こっているので、震源に近いところでは強い揺れが局所的に発生している可能性があると考えています」

つまり防災科学技術研究所の観測点が震源地に近かったため、より大きな震度を観測したとみられています。
防災科学技術研究所は大きな地震が起きた時、「J-RISQ地震速報」と呼ばれるウェブサイトで、各地の震度を推定して色分けし発生から約10分後に発表しています。

いま、自分のいる場所にどのような被害や現象が発生しているのか。
災害の状況を把握するために気象庁の発表とともに複数の情報を集める備えも大切です。













