きょう、医師でつくる団体や患者が、高額療養費の自己負担上限額の引き上げの撤回などを求めました。
高額療養費制度は、高額な医療費がかかった場合に患者の自己負担額を抑えるもので、政府は、今年8月から2年かけて、1か月の負担上限額を最大およそ38%引き上げることを決めました。
増え続ける医療費を削減することが目的ですが、全国保険医団体連合会は、きょう記者会見を開き、「高額療養費制度を利用する患者の家計はすでに医療費負担で逼迫していて、金銭的な余裕は全くない」として制度の見直しの撤回を求めました。
肺腺がんの患者で高額療養費制度を利用する水戸部ゆうこさんは、「病気をしたら終わりという人生にならないよう、国は安心を提供するのが務めではないか」と訴えました。
また、市販薬と成分や効能が似た処方薬の「OTC類似薬」が保険適用を維持したうえで患者に追加負担を求める方向で検討されていることについても、生活や治療に大きな影響が出るとして中止を求めました。
政府は、高額療養費制度やOTC類似薬の見直しといった医療保険制度改革によって、公的医療保険の加入者1人あたりの社会保険料が合計で年間およそ2200円削減できるとする見通しを示しています。
全国保険医団体連合会は、「わずかな保険料の軽減と引き換えに患者の命や健康が犠牲になっている」としています。
注目の記事
「女子トイレ使わないの?」善意の誤解が当事者を傷つける オープンリーゲイ“女装子”満島てる子さんと考える「無自覚な偏見」とトイレ問題《連載①》

【冒頭全文】「人間のクズ」発言など“パワハラ認定”の山中竹春・横浜市長が謝罪会見で辞職表明「私自身の至らなさで多くの方々にご迷惑」

10分前の記憶が消えていく…高校2年生の夏休みに脳出血 後遺症と向き合い左手一本で「今」を刻む22歳 愛媛

【シリーズ人口減少・宮城①】3本柱で人口減少に抗う!東北唯一の"自立持続可能性自治体"大衡村の取り組みとは

ペットもかかる“熱中症” 散歩や室内での過ごし方など これまでの当たり前は通用しない? 飼い主が知るべき「新常識」

「私はすぐさま殺しに行きました。飛びかかりに行きました」裁判所で娘を殺害した少年に対面した父 遺族を襲うマスコミの過熱報道と司法の壁「減刑された理由はなんですか、裁判長」【女子中学生殺害遺棄事件/第3話】









