東日本大震災の復興支援の一環で建てられ、その後、閉所した宮城県七ヶ浜町内の交流施設が震災伝承に活用されることになりました。
震災の発生から3月11日で15年となるのを前に10日に式典が行われ、新たなプロジェクトの開始を祝いました。

宮城県七ヶ浜町中央公民館の一角にある「みんなの家」で行われた式典には、町民ら約40人が参加しました。

この施設は、もともと震災直後から町内で支援活動にあたるNPO法人が運営する地域住民の交流の場でしたが、2021年に閉所して以来、ほとんど使われていませんでした。

今後は語り部活動を行う町民の姿を上映するなど、施設を震災伝承の場として活用するということです。

10日は、新たなプロジェクトに取り組む3.11メモリアルネットワークが、計画を説明した後、町内で被災した渡邉洋子さんが語り部をする様子が収録されました。

語り部 渡邉洋子さん:
「母親に何があっても家には戻るなと教えられていたので、そのままバスで(高台の)菖蒲田の公民館に戻ってきた」

3.11メモリアルネットワーク 若生遥斗さん:
「(語り部の)貴重な話を動画で残し(震災を)知らない世代に伝えていく、(災害への)備えや教訓をみんなの家を拠点に発信していけたら」

この施設は、今後、地域の憩いの場としても活用できるよう準備が進められます。














