年の瀬を迎え、青森県十和田市では、ボランティアの人たちがしめ縄を作って神社の鳥居に飾り付けました。
しめ縄を作ったのは、十和田市芋久保(いもくぼ)地区の有志たちです。しめ縄の作り手がいなくなった七戸町の七戸神明宮に奉納するため、13年ほど前からこの活動を続けていて、夏にこの地区で刈り取った「すげ」を編み込み、長さ12メートルのしめ縄を作り上げました。
※芋久保町内会 小田正喜(おだ・まさき)会長
「世の中が大変なこんにちなので、神様の力も借りて世の中を良くしたいという気持ちで作りました」
出来上がったしめ縄は、七戸神明宮で関係者が見守る中、鳥居に飾り付けられ、参拝に訪れる人たちを出迎えます。