岸防衛大臣は、ロシアによる侵攻が続くウクライナに対し、新たに防護マスクやドローンなどを提供すると発表しました。
岸信夫防衛大臣
「化学兵器等対応用の防護マスクおよび防護衣、およびドローンをウクライナ政府に提供することといたしました」
政府は先月から、ウクライナに対し、「自衛隊法」や「防衛装備移転三原則」に基づいて、防弾チョッキやヘルメットなど「非殺傷」の装備品を提供してきました。
今回あらたに、ウクライナ政府からの要請を受け、化学兵器に対応するための防護マスクや防護衣、ドローンを提供すると発表しました。
防護マスクと防護衣は「防衛装備品」にあたりますが、先月改正された「防衛装備移転三原則」に基づき、ウクライナへの提供が可能となっています。
またドローンについて、岸大臣は、市販されているドローンを提供するため「防衛装備品にはあたらない」と説明しました。
軍事転用の懸念もあり、議論を呼びそうですが、防衛省は「カメラを使った状況監視用のもので特殊な装備品ではない。ウクライナには国連憲章の目的に反しない使用を確認している」としています。
注目の記事
20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

15年前の“時効撤廃”なければ逮捕されることはなかった 安福久美子容疑者(69) 別事件の遺族は「ぱっと明るくなりました」 全国には未だに350件以上の未解決事件









