トヨタ自動車などは、グループの「源流企業」である豊田自動織機の株式を非公開化するために行っているTOB=株式公開買付けで、買い付け価格を引き上げると発表しました。

発表によりますと、これまでの公開買い付け価格は1株1万8800円でしたが、今回2万600円に引き上げるということです。株式市場での豊田自動織機の株価がこれまでの買い付け価格を上回る水準で推移していたことなどが引き上げの理由としています。

価格の引き上げにより、買収総額は当初のおよそ5兆4000億円からおよそ5兆9000億円に膨らむ見通しです。

また、TOBの期間も、当初の3月2日までから今月16日までに再び延長されます。

価格の引き上げ、期間の延長はいずれも2回目です。

さらに、豊田自動織機の株式を7.7%保有し、いわゆる“物言う株主”であるアメリカの投資ファンド「エリオット・インベストメント・マネジメント」が応募に合意したことも明らかにしました。

エリオットはこれまでTOBに応じない姿勢を示していましたが、買い付け価格の引き上げなどを条件に応募を決めたということです。