愛媛県・西条市の高橋敏明市長による職員へのパワハラ疑惑で、調査を進めてきた市は、2件のパワハラが認められたとする判断を示しました。

2日の市議会冒頭で、明比卓志副市長が、弁護士による調査委員会の結果を報告しました。

(明比卓志副市長)
「不当要求行為に係る協議における市長の言動および協議中における『もういい、出ていけ』との市長の言動の2つの事案をパワーハラスメントに該当すると判断しました。報告によりますと、パワハラに該当すると判断されたのは2件です」

1件目は去年7月、不当な要求への対応を巡る話し合いの中で、高橋市長が「馬鹿やないんか」と怒鳴ったことなど。

2件目はおととし12月で、職員への聞き取りの中で市長が「もういい、出ていけ」と怒鳴ったことです。
被害を受けた職員はそれぞれ、休職したり、精神的な不調をきたしたりしているということです。
高橋市長のパワハラ疑惑は、市が多目的ホールなどを新たに整備する計画をめぐり、国の交付金申請を取り下げた問題に関連し浮上したもので、調査委員会が設置され、確認を進めていました。

報告の後、高橋市長は謝罪しました。
(高橋 敏明市長)
「私自身重く受け止めております市民の皆様にもご心配ご不安をおかけして申し訳ございません」

一方で、議会後の取材に対しては。

Q、パワハラの認識の有無は
(高橋市長)
「認識の有無につきましては、そしてまた違法性というふうな話なりますとやはり私の現段階では申し上げることは出来ませんけども」

パワハラの認識があったのかどうかについて明言しませんでした。
市議会の一色輝雄議長は。

(一色輝雄議長)
「議会としては最終的には不信任決議案ということになるんだろうと思うんですがそこまでいくかどうかというのは今後の市長の身の処し方ということになってくると思うんです今後の対応などは、議論を重ね検討するということです」