来月(3月)3日は桃の節句です。岡山県真庭市の勝山地区で、古い街並みを雛人形が彩る「勝山のお雛まつり」が始まりました。各家庭で大切に保管されてきた雛人形が、名物の「のれん」とともに街を彩ります。

今年で28回目を迎えた「勝山のお雛まつり」です。出雲街道の宿場町の面影を残す町並み保存地区を中心に、江戸時代から昭和初期につくられた貴重なものや手作りののものなど、様々な雛人形が商店や民家の玄関などに並びます。

(勝山のお雛まつり実行委員会 栗田孝子委員長)
「御殿雛というお雛様です。この御殿雛は限られた時代にしか作られておりませんので、今では大変珍しいものになっております」

「御前酒」で知られる創業200年以上の歴史を誇る蔵元・辻󠄀本店です。

(辻󠄀本店 辻󠄀智子さん)
「大正の初期に我が家に来たお人形です。家にあるお雛様の中ではもっとも古いものです。(辻󠄀本店の)4代目が買ったもので、寿美子さんという人の初雛のために京都の丸平大木人形店であつらえたものです」

ほかの場所では、すき焼きを食べたりゲームをしたりするお雛様など、創意工夫を凝らした展示も。

(観光客)
「歴史も感じますし、アートのように飾っているお雛様もあって、とても楽しませてもらいました」

「竹の飾りとか、いけてある花との組み合わせも素敵だなと」

(勝山のお雛まつり実行委員会 栗田孝子委員長)
「来られた方がお気に入りの人形と毎年あったり、お家の方と楽しくお話したり。そういうご縁ができているということも本当にすばらしい」

勝山のお雛まつりは来月(3月)3日まで開かれています。