警察庁のまとめによりますと、去年1年間の電動キックボードなどの事故のうち飲酒運転によるものは11.1%と、自転車のおよそ16倍でした。

電動キックボードなどの飲酒運転で事故が起きた時間帯は、未明の午前0時台から午前5時台までが全体の67.4%となっていることから、警察庁は飲酒後の帰宅の足として利用されているとみられるとして、事業者と連携して対策を進めていくとしています。

また、交通事故による死者数は2547人で、重傷を負った人は2万7563人でしたが、このうち、車を運転中の「ながらスマホ」が原因で事故になり死亡した人の数は26人、重傷は122人でした。

一方で、自転車の「ながらスマホ」など危険な走行に起因する事故については、3年ぶりに死者がゼロ、重傷を負った人も22人と3年ぶりに減少しました。警察庁は、おととし11月に罰則が強化されたことで一定の効果があらわれたと分析しています。

今年4月には、自転車の悪質な交通違反に対して「青切符」を交付する取り締まりが始まることから、警察庁は事故防止に向けて交通ルールの徹底を呼びかけています。