虐待行為があったとして名前が公表された東京・日野市の保育園について、虐待をしたとされる保育士が退職し、園長も辞任の意向を示していることが分かりました。

日野市は去年4月以降、「吹上多摩平保育園」で保育士の1人が複数の園児に虐待をしていたとして、園の名前を今月16日に公表していました。

園は虐待行為を否定していますが、園の代理人弁護士への取材で、虐待をしたとされる保育士が今月20日付けで退職し、園長も辞任の意向を保護者に伝えていたことが分かりました。

保育士は退職の理由を「今回の騒動をうけ、園児、保護者、職員、社会に不要な心配をかけたことに対して、深い自責の念に陥った」と説明しているということです。