青森県は22日、県内でインフルエンザが流行入りしたと発表しました。県内での流行は2019年以来、およそ3年ぶりで、三村申吾知事は、年末年始の帰省や観光などで人の往来が増えることから、新型コロナウイルスとの同時流行を懸念し、あらためて感染対策の徹底を呼びかけました。
12月18日までの1週間に県内64の指定医療機関から報告のあったインフルエンザの患者数は、前の週より71人増えて80人となりました。1医療機関あたりの患者数は1.25人で目安である1人を上回ったため、県はインフルエンザの流行入りを発表しました。
こうした状況の中、三村申吾知事は22日の新型コロナ危機対策本部会議で人の往来が増える年末年始、インフルエンザと新型コロナの同時流行への懸念を示しました。
※三村申吾知事
「新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの感染拡大を抑えていくためには県民のみなさまそれぞれの感染対策の積み重ねが、もう一度原点にかえってそれぞれの感染防止対策をして実行することが大事」
県内で新型コロナとインフルエンザが同時に流行した場合、ピーク時では1日あたり7315人の発熱患者が想定され、平日でも医療機関で診察できる人数を上回る見込みです。このため県は12月24日・25日と12月29日から来年1月3日の期間中は昨年度の2倍以上となる157の医療機関で検査や診療を行うなど体制を強化することなどを決めました。また、厚生労働省は、医療機関の負担を軽減するため新型コロナとインフルエンザの感染を同時に調べることができる「検査キット」の薬局での取り扱いを解禁し、県内では12月1日から調剤薬局を併設しているハッピードラッグ36店舗でも販売が始まっています。県は同時流行にならないよう、引き続き、県民に感染対策の徹底を呼びかけています。
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