ヤブツバキの名所、山口県萩市笠山の椿群生林では、衰えた木を回復しようと2021年から木の伐採による再生実験が行われています。日本ツバキ協会の会長や、元東京農業大学の教授など笠山椿群生林再生委員会の6人が17日、視察しました。

椿群生林には10ヘクタールに60種類、約2万5000本のヤブツバキが自生しています。

しかし10年ほど前から北側のエリアで、幹や枝が枯れるなどの現象が見られるようになりました。委員会では、木が密集したことが原因だとみていて、木を伐採して新しい芽がでるか試験を行っています。

低い位置で切るより、2メートルほどの高い位置で切った木に花やつぼみが多くついていて、手応えをつかんでいます。

元東京農業大学教授 濱野周泰博士
「今までの高さ50センチ70センチで切ったものよりも、早く樹高が高くなるというようなことが期待できるのではないかと思います」

委員会では今後も2メートルほどの高さで伐採を行い、その後の発芽の状況を検証することにしています。