北海道知床沖の観光船沈没事故の裁判で、事故当日に漁に出た漁船の船長が出廷し、悪天候が予想されたため、予定を早めて港に戻る判断をしたことなどを証言しました。


乗客乗員26人が死亡、または行方不明になっている知床沖の観光船沈没事故では、運航会社の社長で安全統括管理者の桂田精一被告が業務上過失致死の罪に問われています。
6回目となる17日の裁判では、事故当日に知床沖で操業していた漁船の男性船長が証人として出廷しました。

男性は事故の前の日の天気予報で、翌日は午前11時ごろには風が吹き始める見込みだったため、遅くとも午前11時には漁を終え港に戻る計画だったと話しました。

そのうえで「できるだけ早く終わらせて帰りたい」と考え「いつもより早く漁を終えて全速力で港に戻った」と証言しました。

一方、別の漁師の男性は、低気圧の接近で安全な航行に支障が出るとして 、事故当日の漁を取りやめたと話しました。
証人尋問は18日も行われる予定です。












