愛媛県松山市民1人あたりの年間の医療費は約39万円で、全国の平均を下回りました。大手生命保険会社が独自に集計したデータを用いた「医療費白書」が松山市に贈られました。
松山市保健所で行われた12日の贈呈式では、日本生命の塙栄一常務から松山市健康医療部の篠森紀子部長へ「ニッセイ医療費白書」が手渡されました。
これは、厚労省の「医療費データベース」を、日本生命が、全国の自治体ごとに独自に集計したもので、医療費の傾向などが分析されています。
今年度から全国の自治体に向け配布が始まりました。病気にかかる人の割合を示す「有病率」のほか、住民1人あたりの医療費などが詳しくまとめられています。
県内全域では、東温市や八幡浜市で医療費が比較的高い傾向がみられたということです。
(日本生命・塙栄一常務執行役員)
「(松山市の場合)がんについては、有病率は大きく出ていないが、もしかしたらがん検診を受けていないので発見に早く至っていないのかもしれない。行政の分析とコラボするとより現実的な答えが出てくるのではないか」
松山市では今後、医療費白書のデータを市民の健康づくりに活かしていく方針です。
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