中国共産党と台湾の最大野党・国民党との交流の枠組み「国共フォーラム」が、およそ9年ぶりに北京で開かれました。両党は「台湾独立に反対する」ことで一致、頼清徳政権をけん制しました。
中国国営の中央テレビによりますと、中国共産党と台湾・最大野党の国民党との交流・協議の枠組み「国共フォーラム」は3日、北京で開催されました。
フォーラムには、両党から中国で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室のトップ・宋濤主任と国民党の蕭旭岑副主席が出席。
宋濤氏は「両党は揺るぎなく、台湾独立に反対する共通の政治的基盤を堅持し、両岸関係の発展を正しい方向に導くべきである」としたうえで、「台湾を利用して中国を封じ込めようとする外部勢力には決して容赦しない」と主張しました。
一方、蕭旭岑氏も「両岸が調和して互いに共栄し、平和的に発展し、中華民族が世界の前で胸を張れることを期待する」と応じました。
国共フォーラムが開催されるのは2016年11月以来、およそ9年ぶりです。
中国政府は台湾の最大野党・国民党との連携を強化することで、「台湾独立派」とみなしている頼清徳政権をけん制する狙いがあります。
一方、台湾メディアによりますと、頼清徳総統は3日の記者会見で、国共フォーラムについて「野党には野党の主張と路線がある」とした上で、民進党政権となってからの10年の経済発展を振り返り、「アメリカや日本、ヨーロッパと手を携えて世界へ進むのか、それとも再び中国に縛られるのか、市民に選んでもらうことができる」と述べました。
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