センバツ高校野球の選考委員会が30日に開かれ、21世紀枠で、高知農業が出場校として選出されました。高知農業は春夏通じて初の甲子園出場となります。
高知農業の野球部は1947年に創部し、4年間活動した後で廃部となりましたが、1999年に復活しています。2021年度には新入部員がおらず連合チームで大会に出場しましたが、少年野球教室を開催するなど高知県内での普及活動に励み、地域貢献を続けてきました。
こうした活動と合わせて、農業実習などで指導者・選手が揃わない中でも実力をつけ、2025年秋の高知大会準々決勝で強豪・明徳義塾と延長タイブレークにもつれる接戦を繰り広げました。こうしたことなどが評価され、四国地区の「21世紀枠」推薦校に選出されていました。
そして2026年1月30日に開かれた出場校を決める選考委員会で、高知農業は「21世紀枠」で選出され、選抜高校野球への出場が決まりました。高知農業の甲子園出場は、春・夏を通じて初めてです。
【選出理由】
高知農業の野球部は1999年に52年ぶりに復活後、2021年度は連合チームでの大会出場など部員不足に悩んできた。その時期からの復活の道のりに注目が集まっていた。
野球部員獲得に向け教諭は中学校を回り、部員たちは小中学生対象の野球教室など地域の子どもたちとの交流に積極的に乗り出し、高知県内の野球の普及・振興活動の先駆けとなった。
農業実習で全員揃うのが難しく、練習でも選手は複数のポジションをこなす必要があるが、逆境も新たな発見につながると前向きに捉えて、指導者と部員が一体となって役割を補い合ってきた点が高く評価された。
センバツ高校野球は、3月6日に組み合わせ抽選会が行われ、大会は3月19日に甲子園球場で開幕します。
【高知県勢・直近7大会のセンバツ出場校】
2026年(第98回):高知農業(21世紀枠)
2025年(第97回):明徳義塾
2024年(第96回):高知
2023年(第95回):高知
2022年(第94回):高知
2021年(第93回):明徳義塾
2020年(第92回):明徳義塾が出場予定も新型コロナの影響で中止
2019年(第91回):なし














