天皇皇后両陛下がオランダとベルギーの2か国を6月に公式訪問される方向で検討されていることが分かりました。両国とも日本の皇室と長年、親交があり、両陛下にとっても思い入れの深い場所だといいます。

去年5月、オランダのウィレム・アレキサンダー国王と笑顔で握手される天皇陛下。6年ぶりの再会を喜ばれました。

長年、親交を深めてきた日本の皇室とオランダの王室。関係者への取材で、今年6月、両陛下がオランダ、そしてベルギーの2か国を公式に訪ねられる方向で調整が進んでいることが分かりました。

おふたりで複数の国を訪問されるのは、24年ぶりのこと。10日から2週間程度の日程が検討されているということで、近年では珍しく、長い日程となりそうです。

実は両国の王室とは、皇太子・皇太子妃時代から親密な付き合いがあります。

2006年。両陛下は長女・愛子さまとともにオランダ王室の施設で静養されていました。当時のオランダ女王が「適応障害」で療養中だった雅子さまを気にかけ、招待したものでした。

当時4歳だった愛子さまは、これが初めての海外訪問。家族水入らずで静養されました。そして…

記者
「雅子さま、これから11年ぶりの海外公務の場へと入っていきます」

7年後の2013年。11年ぶりの海外の公式訪問先となったのが、オランダでした。国王の即位式に出席するためです。

各国の王室関係者らとともにブルーカーペットを笑顔で歩き、即位をお祝いされました。

オランダの隣国・ベルギーとは、今年が外交関係樹立160周年。1999年には、おふたりで現在のフィリップ国王とマチルド王妃の結婚式に出席していました。

ベルギー訪問となれば、このとき以来、27年ぶりとなります。

両陛下にとって、大切な思い出がある2つの国。どのような国際親善となるか、注目されます。