アメリカのトランプ大統領がイランへの軍事介入も排除しない姿勢を強めるなか、イランのアラグチ外相は「戦争への備えも、交渉への準備もできている」と述べました。

イランでは先月下旬以降、物価高騰や通貨の急落を背景に反政府デモが各地に広がっています。

アメリカに拠点を置く人権団体によりますと、これまでにデモ参加者と治安部隊の双方合わせて570人以上が死亡し、拘束された人は1万人を超えているということです。

これに対して、アメリカのトランプ大統領は軍事的な措置も辞さない構えですが、イランのアラグチ外相は12日、デモに外国のテロリストが入り、市民に発砲していると主張しました。

そのうえで、「我々は戦争を望んでいないが、完全に備えている」とした一方、「対話の用意もある」と述べ、アメリカをけん制しました。