去年1年間に広島県内で発生した交通事故による死者数が初めて60人を下回り、過去最少となりました。一方、自転車の死亡事故は増加していて、警察は、ヘルメット着用の啓発を強化していく方針です。

県警によりますと、去年の交通事故死者数は、58人でした。おととしからは10人減少していて、1年間の交通事故死者数としては初めて60人を下回りました。

状況別に見ると、歩行中が18人(同10人減)、自動車乗車中が20人(同1人増)、バイク乗車中が9人(同5人減)、自転車乗車中が11人(同4人増)ということです。

また、「道路横断中の死亡者数」は、おととしの23人から去年は7人と大幅に減少。県警は、県内で信号機のない信号での一時停止率が改善していることなどから、「運転手の歩行者に対する意識が高まりつつあることが要因の1つ」と分析しています。

一方、「自転車乗車中の事故による死者数の増加」を課題として挙げています。死亡した11人のうち、10人がヘルメットを未着用でした。県警は今後、ヘルメット着用の啓発を強化していくということです。

今年は交通事故で既に2人が死亡していて、県警は引き続き注意を呼びかけています。