最優秀賞を受賞した作品がねぶたとして制作される下絵コンクールの表彰式が青森市で行われました。

12回目を迎える今年のコンクールには全国から99点の応募があり、28点が入賞しました。17日、青森市で表彰式が行われ、小学生の部の最優秀賞には青森市の木浦優希さんの作品「帝釈天と月の兎」が選ばれました。

「入賞できなかったと年もありましたがそこからあきらめずに毎年応募し続けてやっと念願の最優秀賞を受賞することができてとてもうれしいです」

また中学生の部ではこれまでに2回最優秀賞に選ばれている青森市の横山文音さんが3度目の受賞を果たしました。横山さんは神の使いである白い鹿に乗った精霊が暗闇の中の迷い人を光り輝くキノコで照らし、導く姿を描いています。

「光り輝くキノコをがんばって書いたのでそこを(実際の制作で)どう表現されるのかがとても楽しみです」

最優秀賞の下絵は若手ねぶた師によって実際に制作されたあと、2023年3月31日から1年間、ねぶたの家ワ・ラッセで展示されます。