高病原性鳥インフルエンザが発生した青森県三沢市の養鶏場で行われている防疫措置について、県は、全ての市町村に職員の派遣を要請しました。

鳥インフルエンザが発生した三沢市の養鶏場では、国内で過去最多となる137万羽のニワトリの処分が行われています。17日の正午で全体の14%にあたるおよそ18万7000羽の処分が完了。鳥の埋却作業も16日に始まり、進捗率は8%となっています。県は早期の防疫措置完了を目指して、県内すべての市町村に職員の派遣を要請。さらに自衛隊の動員についても、1日あたり160人を増員していて、作業の加速を図ります。また県は、発生した養鶏場から半径3キロ以内の農場4か所で、行っていた抗体検査について、検体を採取した120羽すべてで陰性が確認されたと発表しました。